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「英語のエレメンタル」講義レポート 第2回

Hi there!👋🐺

小学英語基礎コース「英語のエレメンタル」の講義レポート第2回をお届けします。


今回の講義のテーマは・・・


「第3講 ローマ字から英語へ(3)」

 

第1講と第2講でも使った英語用にチューニングした五十音表の表記をもとにして、単語の読み書きを行う訓練を行いました。

▲ 読みの練習では、上の写真のようにアルファベットのつづりを「音のまとまり」に分けた上でひらがなを振っていきます。後に学ぶフォニックスの基本的な法則とこの訓練を活かすことで、初めて見た英単語に対しても、自分で読みを推測する力が身につきます。


たとえば、


increasingly


という単語を初めて見たときに、このつづりを


i-n-c-rea-si-n-g-ly


というまとまりに分解して1つ1つに音を割り当てていくことで、おおよその発音が推測できる、そのようなスキルを目標としています。


▲ 今度はひらがなをアルファベットに直す練習です。


これに加えて、五十音表では表現しきれない"v"と"th"の発音の練習と、"l"と"r"の読み分けも行い、英語の発音に必要な要素の学習が今回でひととおり完了しました。




「第4講 フォニックス基礎(1)」

 

フォニックスとは、英語のつづりと発音の法則性についての学習のことです。


英単語の読み書きが一向に上達しないことの原因として、学校ではこのフォニックスについて一切触れないまま、いきなりまとまった英文の読みを初めてしまうことが一因にあると考えています。どの学年の教科書を見ても、フォニックスはそれほど重要視されているようには見えません。


しかし、この大切な過程をすっ飛ばしてきたために、いずれ「初めて見た単語が読めない」「何度単語を書いても覚えられない」という困難に直面するのだと思うのです。結果、本来は他の教科の勉強に回せるはずの労力を、英語の単語学習に割かざるを得なくなります。


極論を言えば、英語なんて所詮は5教科のうち1つに過ぎないわけです。英語にだけやらた比重を置くというのも変な話です。単語暗記はそれはそれで大切ですが、何事もバランスが肝要でしょう。暗記モノはサクッと終わらせて、あとは他のことに時間を割く方がよいと思いませんか?フォニックスはそのための土台作りであると私は考えています。


▲ この段階に来て、ローマ字から一気にシフトチェンジ。英語のギアを全開にしていきます。ここから先はローマ字の読みに縛られていると正しく読むことができないので、それを「ローマ字の呪い」と呼んで、頭を英語モードに書き換えていきます。


一例として、母音の"u"はローマ字の規則にならって「う」と読んでいましたが、ここから先は「う」と読まず「ぁ」と読むことを標準とします。"run"は「るん」ではなく「らん」です。たったこれだけのルールでも、子どもたちはローマ字の呪いに縛られて、反射的に"run"を「るん」と読んでしまうものです。ひとつひとつの読みのルールを、無意識のレベルにまで落とし込んでいくのが目標です。


今回のレポートはここまで。ここまでお読みいただき、ありがとうございました👋🐺


寺子屋リンクス 松村



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