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「英語のエレメンタル」講義レポート 第5回

Hi, there❗👋🐺

小学英語基礎コース「英語のエレメンタル」の講義レポート第5回をお届けします。




今回の講義のテーマは・・・


「第7講 数の表し方」

 

今回の講義のテーマはズバリ「数」です。以下の3つの見出しに分けて学習を行いました。


(1)1から30までの数字を覚えよう


数についての学習、まずは語彙編です。1~30までの数字を集中的に叩き込みました。


でも、たかが数字、されど数字。ただ聞いて声に出して数字を覚えるだけではもったいない!せっかく発音練習をするのですから、初見の単語の読みを予測する訓練も同時にやれば一石二鳥ですよね。ここで第4講と第5講で学習した「フォニックス基礎」の知識を総動員します。


たとえば・・・


"three" →日本語にはないthの発音。eeが2回続くときは「エェ」ではなく「イー」と読む(母音2連続の法則)

"nine" →語尾のi-n-eは最後のeを読まず、iを「アイ」と読む。n+アイン=「ナイン」(マジックeの法則)


といった感じ。


このように、1つの単語をいくつかの音の部品に分解して、観察し、スペルと発音との間に関連性を見出す練習を続けていくことで、のちのち単語の書き取り習得のハードルがぐんと下がります。初めて目にした英語もスラスラ読めること間違いなし👌



(2)数えられる名詞と数えられない名詞

(3)単数と複数

数字を覚えたら次は文法編です。数に関する表現の決まりを学んでいきます。おおむね次のような内容を扱いました。


◆日本語と異なり、英語は「数をはっきり示す言語」である。

◆名詞には「数えられる名詞」と「数えられない名詞」がある。

◆数えられる名詞で、「1つ(単数)」のものには、名詞の前に"a/an"をつける。

◆数えられる名詞で、「2つ以上(複数)」のものには、名詞の最後に"s"などをつける。


なにもそんな細かいことまで・・・、と思われますか?「そんな重箱の隅を突っつくようなルールを覚えても英語力は上がらない。とにかく会話の経験を積む方がいいのではないか」という意見をお持ちの人はけっこう多いのかもしれませんね。


ただ、会話は会話、文法は文法です。会話訓練は発話の瞬発力や聞き取りの力を高めるために効果的ですし、誰に対しても明快に伝わるスマートな表現力を身につけたいなら、それは文法学習の担当分野です。両者はそれぞれ目的に応じて使い分けていくべき訓練であり、会話をやった方が英語が上達するとか、文法ばかりやるから英語ができないとか、そのような単純な話ではないと思うのです。


中学以降の英語学習においてちょっとした場面でも頻繁に足を引っ張り、地味に生徒を混乱させてくるのが冠詞(a/an, the)の使い方です。私の体感ではおそらく9割以上の中学生が、「aやanはどんなときに付ければいいのかよく分からない。theはもっと謎」と思っています。


英語には他にも、"Are you~?"と"Do you~?"の区別や前置詞のような「ダークゾーン」が数多く存在します。こうした自力では解決しがたい謎のモヤモヤが増えていくごとに、英語全体にモヤがかかったような印象が強まり、霧の中を手探りでさまよっている感覚に陥ります。モヤモヤを放置することで、かえって英語の苦手の引き金を引く原因になるのではないのでしょうか。


理屈で説明可能な内容ならば、それは曖昧なまま見過ごさず、ちゃんと筋を通して説明した方がよいはずです。本講義が「絶対に英語を苦手にさせない!」という使命を背負っている以上、苦手の芽は徹底的に摘み取っていくつもりです。


▲ 英語入門とはいえ、わりと高度な内容を扱っています。これを意識できずに英語を扱っている中高生は残念ながら多いです。



さて、今回のレポートはここまで。ここまでお読みいただき、ありがとうございました👋🐺


寺子屋リンクス 松村



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